2014年1月16日木曜日

木星をEOS Mで観測する

口径20センチの反射望遠鏡にEOS-Mを取り付け、モニター代わりにして木星の観測を行った。残念ながら大赤斑は見えなかったが、追尾の素晴らしさを改めて感じたのであった。

いつもは時間がなくて、極軸合わせを適当にやってしまい、星の像が流れてしまう現象に悩まされるのだが、今日は北極星がうまい具合にスポットできたので、極軸を少しだけ丁寧に合わせてみることにした。追尾がうまくいくと、像が動かない....ただこれだけのことなのだが、本当にすばらしいことだと実感した。

追尾が失敗するとなかなか拡大撮影がやりにくいのだが、今日は簡単に実行することができた。まずはEOS-MをCelestron Zoom Eyepieceに接続し、これを反射望遠鏡に取り付ける。EOS-Mは普通の一眼レフより軽いので追尾装置のモーターに負荷がかかりにくいという利点がある。また液晶パネルはタッチパネルになっているので、操作もやりやすい。

ただ、せっかく拡大図をモニターできるのに、それをそのまま記録することができないという欠点がある。ぜひ、拡大したそのままの像を記録できるように改良してもらいたいものだ。

今日のところは仕方ないので、モニター自体を撮影することで記録とした。こんな感じになる。
EOS Mをモニターがわりにして、
それを更にEOS X4で撮影したもの。


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