昨日まで東京で観測し、今日からは信州に戻っての観測だが、どちらにおいても黒点観測はうまくいった。
黒点の位置も、この2、3日の平均位置より「南側」に沈み始め、太陽表面の曲率にしたがって裏側に回り始めたのがわかる。いよいよこの大型黒点とおさらばする時が近づいたようだ。
お正月以来(実は大晦日も)12日間連続で黒点観測できて、本当に面白かった。きっと明日が最後となり、明後日には表面から消えて裏側に回り込んでしまうだろう。この観測結果から、太陽の自転周期はおおよそ13日×2=26日ということになる。天文年鑑には、27.3日ほどとあるので、なかなかの結果が得られたと思う。
より精密な位置の計測から数値分析すればもう少し良い値がでるかもしれないが、いずれにせよ(少なくとも)12日間の連続データが手に入ったので、あとでユックリ分析することができる。天気予報によれば明日も明後日も晴れだというので、まずは最後までデータを取りきろう。
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