2014年1月15日水曜日

消えた大型黒点:雪の予報だったが...

雪の予報が出ていたし、朝から絨毯のような厚い黒雲に空は覆われていて、ついに今日で連続観測は終わるだろうと思っていたが、夕方日没前に空が急に晴れ渡り、お日様が顔を出したので、ついつい観測してしまった。

いつもの機材を用意してなかったので、有り合わせのものでとにかく撮影だけしてみた。ただ、高度が低く、電線や木の枝、建物などが太陽を遮ったので、高いビルに登ったり下りたりと、(寒波に震える人々を尻目に)汗だくになりながらなんとか撮影に漕ぎ着けた...

しかし、旧いカメラ(EOS kiss F)にはライブビューが付いてないため、ピント合わせに非常に苦しんだ。撮影してはモニターで拡大しピンぼけと知ってはボツ、といった作業を50枚も繰り返しただろうか? しかし、地平線に急速に傾いて沈んでいく太陽相手に、実はそんなことやっている時間はなく、とにかく黒点だけでも写ればよいから、という感じで満足せざるを得なかった。ということで、本日の結果はこのとおり。
夕日の赤さが際立つが、あの大型黒点(A群)はもちろん、A群の双極子パートナーに相当するA'群もすでに見えなくなっていた。元旦以来の、地味な太陽表面に戻った感じ。

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