2014年1月14日火曜日

消え行く大型黒点

黒点の連続観測は昨日で一区切りついたが、今日も晴れたので観測を続行した。明日、東京は雪の可能性があるとのことで、おそらく今日が連続観測の最後となりそうな気配強しである。

まずは本日の太陽黒点の様子から。


大型の黒点は西の縁へと去ってしまったようだ...と思いきや、よく見ると縁ギリギリのところに微かに大型黒点の名残りが見えるような気がする。今日より過去4日分の結果を重ねてみると、次のようになった。
数字は1,2,3,4はJan-11, Jan-12, Jan-13, Jan-14をそれぞれ表す。A群が大型黒点(肉眼黒点)で、A'群がその磁極対に相当する黒点。BとCは最近の小さめの黒点で、Bが短極型、Cが双極型。いちおう目印のためにラベルを貼った。

注目するのはA群で、やはり今日の画像データには、はっきりとは写っていないようだ。しかし、そのペアにあたるA'群については微かに本日も見える。Jan-11のA-A'の黒点対の間隔を考えれば、Aは今日裏面に「丁度」回ったばかりと判断してよいだろう。

一応昨日までの観測で、自転周期は13×2=26日という予想を立てたが、今日の結果を踏まえれば、より正確には27日であるということが納得できた。

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