2014年9月28日日曜日

2014年のスーパームーン

今年は3回スーパームーンが観測できたそうで、巷で騒いでいた日(曇っていた日はその次の日の早朝なども含む)に月の写真を撮ってみた。曇っていたり、霞んでいた時もあったが、7月、8月そして9月の3度に渡り、幸運にもなんとか満月の記録を撮ることができた。この3つの満月を並べてみると、確かに目分量では大体同じような大きさに見える。それを今年の1月の満月、つまりマイクロムーンと比較することで、どの程度「スーパー」なのか比較してみた。

確かに大きい!実は、今月になるまで毎月(つまり1、2、3、4、5、6、7、8、9月)の満月(あるいはその前後の丸い月)の観測をずっと続けている。一年を通してどんな感じで大きさが変わって来たのか調べてみようと思っている。残り、10、11、12月と3回となった。なんとか全ての記録を揃えて、来年の正月には結果をまとめてみたい。

2014年9月26日金曜日

二日月

夕方、ふと西の山際を見ると、細ーーい月が今にも沈もうとしていた。初めて見た「二日月」だった(月齢1.9日)。慌てて、部屋に戻ってカメラを持って来たが、ファインダーを構えると、もうほとんど沈んでしまっていた。一枚切ってみたが、露出オーバーでまったく映らず。確認してから再度ファインダーを覗くと、もう月は沈んでしまっていた...

でも、肉眼では観測することができたので、嬉しい限り。

2014年9月21日日曜日

土星の輪の傾き:2014年9月

今年の夏は雲が多く、天候も不順で、観測の意欲が湧かない日が続いた。結局、火星の接近にも関わらず、その観測はやらなかったし、土星の観測も先延ばしにしてしまった。

夏が終わり、秋らしくなって、ようやく夕方の西の空に、宝石のような火星、土星、それにアンタレス(いま、火星とアンタレスの2つの赤い星は並んで輝いている!)が綺麗に見えるようなったので、やっと土星の観測をやろうという気になった。

しばらくぶりだったので、いろいろと手際の悪いことをやってしまったが、Celestron Zoom Eyepiece1.25"を利用して、拡大撮影をやってみた。撮影機はCanon EOS X5、iso6400, 1/40secに設定。ちょっと露出オーバー気味になった。以前のデータを振り返るとiso3200, 1/40secの映像がシャープに映っていたので、今晩晴れたら同じ条件で取り直してみたい。


随分と輪が傾いて来たような気がする。ここまでくれば、カッシーニの間隙がとれないのは、私の腕の悪さ(あるいは機材の能力の限界)としかいいようがない。