2015年11月6日金曜日

おうし座流星群

今晩と明日の晩は、牡牛座流星群が流れる、との情報を仕入れ、さっそく観測してみた。この情報源によると、頻度は少ないものの、明るい火球が見られそう、とのこと。なんでも、木星の重力に引かれて大きめのダストが地球軌道に接近しているらしい。

10:30ごろ。オリオンのベテルギウスと、おうしのアルデバランの隙間を縫うように、
すーっと細く白い線が水平によぎった。続けて2つ流れたように見えたから、途中で分裂したのかもしれない。その5分後、今度はベテルギウスの上方から流れ落ちるように、同じく細く白い流星が流れた。15分みて、3つ観測できたので、一旦休憩。観測は、自宅2Fの窓より行う。

11:45ごろ。ゴミ捨てのため、屋外に出た。おうし座を見上げながら、道路を歩いていると、オリオンの遥か西方を天頂から地平線にかけて、結構明るめの赤い火球が長い光跡を残して流れた!

本日は20分観測して4つの流星確認。まずまずの結果に満足。

流星の流れたおおよその場所

2015年1月11日日曜日

水星と金星の観測

水星と金星が、今、宵の西の空に並んで輝いている。水星の肉眼による観測は、日没後30分近く待って、空が結構暗くなるまで待たないとなかなか難しいが、望遠鏡を使えば、日没後に金星さえ見つかればすぐにその位置は確認できる。

Sky  and Telescopeのtwitterには"less than 1 degree apart"とあったので、相当接近しているかと思いがちだが、実は1度という角度は月2つ分なのだ!普通の感覚だと「結構離れている」と思った方がよいだろう。もちろん、天体観測をよくやる人にとってはこれは「接近」している状態だと感じられるだろうし、暗くて普段は見つけ難い水星が、明るい金星から1度以内に位置してくれれば、かなり見つけやすい。

昨日の夕方、よく西の空が晴れたので、カメラを向けてみた。簡単に水金のペアを観測することはできる。
金星と水星の位置は、Jan. 10, 2015に撮影したオリジナルのもの。
月はJan. 05, 2015に撮影した満月を、上の写真に重ねたもの。

約月1個分離れている感じ。月の視直径がだいたい0.5度だから、確かに1度以内にあることは確か。0.7度くらいか?

2015年1月9日金曜日

ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)の観測

オリオン座と牡羊座の間を、ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)が通過している。天文ファンの間で最近話題になっているこの彗星は、周期彗星(周期は1万1千年、離心率を見れば極めて円に近い楕円軌道)で、地球にまもなく最接近する。次第に輝きを増して、太陽風に吹かれて伸びる尾が観測しやすくなるはず。

昨年の冬に観測したのは、同じラブジョイ彗星でもC/2013 R1という別の彗星。たしか、小獅子座の近くにあったのだが、不慣れな星座でなかなかスポットできず、寒い冬の夜中の観測は困難を極めた。

一方、今回は馴染みのある星座の近くだったので、その方向に広角レンズを向けて撮影し彗星を探索してみると、すぐに緑色にぼやけた天体が見つかった。リゲルとアルデバランを結んだ直線の中間点から、すこし右上方向にずらしたあたり。Sky and Telescopeの星図をお正月に確認した時は、まだ兎座のあたりにあったはずなのだが、結構なスピードで駆け抜けて行く彗星だと実感した。

それにしても、この彗星は見つけやすい。肉眼でもわかるので、望遠レンズのような視野の狭いセッティングでも、比較的スムースに手動で導入できる。昨年の彗星と違って、観測しやすい!

今回は試し撮りということもあって、CD-1の極軸調整はちょっといい加減のままにして、iso3200と感度を高めにし、一方で露出時間は40秒と短めにした。3枚撮ってgimpでコンポジットした。

尾が微かに写っているけれど、昨年の彗星のようにははっきりしてない。もう少し露出時間を上げないと写らないようだ。それでも、緑青色に輝く彗星の頭の部分は、昨年のと同じように綺麗に写っている。