とはいえ、肉眼で見える惑星(土星より内側の惑星)と違って、天王星より遠い場所にある惑星の観測は骨が折れる。そこで観測した結果分析に役立つサイトをいくつか見つけたので、ここにメモっておこう。
まずは海王星の位置を赤経(right ascination)と赤緯(declination)を教えてくれるのが"The Sky Live"。実は海王星のみならず、太陽系の主要な天体や、超新星などの位置もわかる。また位置のみならず、ライブの天体映像も見せてくれる。
次が、詳細な星図を見せてくれるAAVSO(American Association of Variable Star Observers)のVSP(Variable Star Plotter)。The Sky Liveで得た赤経赤緯を使って、その周辺の詳細な星図を得ることができる。
天王星の位置する周辺の星図 |
私がもっている光学システムで撮影すると、上の図よりも細かい星の構造、つまり等級の大きな(暗い)星も写る。そこで、星図のレベルを上げて、13等級までの星をプロットさせてみる。
最初の図の目印に使った三角形が大きくなり、さらに細かい星の分布が打ち出される。これがちょうど自分の写真のレベルと同じ程度なので、写真をみながら比較することができる。右側の円中の「三連星」が前回の観測で天王星の横に見えていた恒星だ。
ちなみに1月31日に観測した天王星らしき天体の記録。木の枝に重なってしまい、詳細な星図をもってしてもよくわからない...また以前目印に使った三連星も写ってないため、確信が持てない...
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