2014年10月26日日曜日

巨大黒点の観測

先週、久しぶりに黒点を観測したのだが、そのときは小さいのが2つあっただけで、特になにも記録することはないと思い油断してしまった。

今週になって「巨大な黒点が現わる」との報を受け、慌てて望遠鏡とカメラをセット。雲に覆われた午前中の空を恨めしく思いながら待った挙げ句、ようやく秋晴れとなったお昼過ぎに撮ることができた。

回転補正無し
レンズ越しに見たら大きいことは大きかったが、色が随分薄まって来た感じを受けた。画像処理してなんとか、報道で見たような規模に黒点群が広がっているのが確認できた。今年の正月に現れた肉眼黒点と比べると、だいたい2倍ほど大きいので、たしかに大きいとはいえるが。

2014年10月13日月曜日

月暈、日暈、そして幻日

連休直前の金曜日、渋滞する東京の道をなんとか突破して、関越道を北西に走って、信州に戻って来た。真夜中になっていて、月食直後のちょっと欠けた月が明るく光っていた。その周辺に大きな暈がかかっていた。月暈とか白虹とか呼ぶ現象らしい。
月暈
朧月じゃない本当の暈は初めて見たが、思っていたものよりずっと大きくて、驚いた。

翌日、今度は太陽の暈を見た。そしてその両脇には幻日と呼ばれる虹が確認できた!
幻日。大きすぎて一枚に納められなかった...